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夕方前でまだ明るい日差しが慌ただしげに閉められた遮光カーテンでシャットアウトされている。
「は、ぁ……っ……んっ……んっんっんっんっ……っ」
「ン……葉一くん……」
ワンルームの片隅に設置されたベッドの上でだらけた性生活真っ最中な二人。
上半身の服を脱いで手触りのいい滑らかな背中を惜し気もなく曝し、スキニーデニムとボクサーパンツをずり下ろし、不埒な律動に励む伊月。
真上に迫るイケメン高校生の肩に遠慮がちに両手を添え、不埒な律動に従順に揺さぶられている、ワイシャツ一枚の葉一。
薄い膜を纏った甘えたな熱源が絆 されやすい後孔にひたすら夢中になっている。
内壁を押し上げ、狭苦しい仮膣をやや強引に拡げ、奥を恋しがって不規則に突き動く。
「あーーーー……っっ」
ついつい迸る声。
慌てて唇を噛み、ぎゅっと眉根を寄せた葉一を、伊月は薄目がちにうっとり見つめた。
「ね……葉一くん……今度ラブホ行こ?」
「っ……やだよ、お金もったいない……っ」
「葉一くんの声……もっといっぱい聞きたい」
「やだよっ……いやだ……やだ……」
伊月はより前のめりになった。
すこぶる快調な熱源を根元まで沈めきってしまう。
窮屈な奥をコンコン、ノックするように突き上げた。
「ふぅぅぅぅっ……」
「葉一くんの一番奥……叩いてるよ……?」
密着度が増し、両足を掬い上げられた格好で連続してコンコン、コンコンされて、葉一は堪らず伊月にしがみついた。
「葉一くんのなか、きもちいい……」
耳元で上擦った声でそう囁かれると心臓が木端微塵に爆発するような気がした。
「んっ、んっ、伊月くん……ッ」
年上なのに年下みたいに全力で縋りついてくる葉一に伊月は瑞々しい頬を紅潮させた。
「……あ」
うっすら汗ばむ首筋に顔を埋めていた彼はソレを見つけるなり長い睫毛を震わせた。
「……」
「っ……ぇ、なに、伊月くん、なんで笑ってるのっ……なになにっ……?」
「……葉一くん、またカレースープ、シャツに飛ばしてる」
「えっっっ」
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