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暫しの休憩 01
そんなこんなで”パートナー”という名の下僕になってしまったその日から俺の生活は一変した。
大神は約束通り理事長に掛け合ってくれ、俺の進級も待遇も継続して保証されることにはなった。
がしかし、そのまま一件落着....とはまぁいかない。
連絡先を無理矢理に交換させられた所為で何かと理由を付けては頻繁に呼び出され、生徒会の雑務を黙々と手伝わされる。
部屋を掃除しろ。
あれを整理しろ、それも整理しろ。
お茶を入れろ。
肩を揉め。
代わりに報告書をまとめろ。
.......ともはや雑用係ですらない。
今だって仮眠室で休んでいる大神の代わりに意見書をまとめている最中だ。
それも休日返上。
もっと言えば春休み返上。
「.....なんで....っ、俺がこんな事してんだ.....っ!」
怒りに身を任せながら最後のエンターキーを押し、文句を言いつつ慣れた手つきでファイルを保存。そして印刷をかけて所定のファイルに綴じてしまう。
雑務をこなし始めてから今日で1週間。
手つきは手馴れたものだ。
色々と叩き込まれた所為で最初の3日で嫌でも覚えてしまった。
今日だけでかれこれ数10件は彼の代わりに報告書をまとめた気がする。
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