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暫しの休憩 02

「よしっ、頼まれごとも済んだし帰るか.....」 座りっぱなしで凝り固まった身体を解すようにグッと伸びをする。 時計を見ると針は19時を指していた。 朝の8時に電話で叩き起こされてから、10時間以上こいつに拘束されていたらしい。 「はぁ.....何やってんだ、俺」 ため息をつきながらも作業で散らかった物をテキパキと片付け、電気を消そうとしたところでふと思い出す。 作業が終わったら起こせだのなんだの言ってたな....と。 放って帰ったら後々面倒臭そうなので仕方なく仮眠室をノックするも、返事はなし。 結構強めにノックしても返事が返ってくる気配は一向になかった。 これは.....入るしかない。 「おーい....入るぞ.....?」 意を決して、俺はそっと扉を開けることにした。

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