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狼の獲物 01(R18)
宣言すると同時に再び俺の中へと割り入ってきた大神。
「....ッぁ、!....てっめ、どこ触っ......ッ!!!」
同時に1ミリも勃ってないちんこをゆるゆると扱きだす。
大神の触り方がなんか妙にエロくて、なんだかむず痒い気持ちになる。
初めて人に触られたソレは過去最速で勃ちあがりトロトロと先走りが溢れ出す。
それを合図に初めは小さかった腰使いもどんどんと大きくなり、勢いも増してくる。
そんな元気どこに有り余ってたんだろ。
最初はそんな呑気な事も考えれてたが、だんだんそうもいかなくなる。
中で壁に擦れぶつかるたび、なんとも言い難い感覚が身体の奥底から湧き上がり全身を駆け巡る。
腰を打ち付けるスピード、強さ、深さ、リズム、場所....
その動きはまるで俺の弱点を探るかのようで。
俺の些細な反応も見逃すまいと徐々に追い詰められてく。
どれだけ泣いても喚いても大神は動きを止めはしない。
「んんッ、...ぅ、あ゛....ッ!も....や、め....ッ!」
「んー、....あ、このへん?こっち?」
「んッ、ぁ!んん...ッ!....ッ!!」
「へー、こっちの方が好きなんだ」
「ちが、ぁッ!....——んんッ!!、ゃ、あ゛あッ!」
さっきから何度、身体の奥底から沸き起こる波を押さえつけただろうか。
既に身体が限界を訴え悲鳴を上げはじめている。
それでもやだやだと駄々っ子の様に嫌がり声も抑えようとする俺に堪えんな、と大神の制止が入った。
口元を隠してた腕を退かして噛み締めてた口をこじ開け、指二本が口内に突っ込まれる。
その為声を抑えようにも指が邪魔して口が閉じられず、みっともない自分の声が漏れ出て耳まで届くようになった。
「唇噛むな。.....歯も喰いしばんなって」
「....や、ら....っ、んぁ、ぁッ」
「いい声出せるじゃん、....もっと啼けよ」
「うっさい!!だま.....ッ!!.....ぁあッ、んん゛ッ!」
「てかいい加減認めろよ。感じてます、ってさ」
「だ、れが....てめぇのクソちんぽで感じるかよ....!!」
気持ち良くなんかないし、感じてなんかない。
俺は野郎相手に感じてなんかない。
ホモなんかじゃない。
況してや大神相手にとか、.....絶対にあり得ない。
((断じて....感じてなんか無い.....っ!!))
認めたくなくてブンブンと首を左右に振り、言い聞かせるように心の中でそう何度も叫ぶ。
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