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狼の獲物 02(R18)
「ま、そんなこと言ってても身体は素直みたいだけどな」
「ッ!!さ、さわ、....な....ッ!!ぁあ゛ッ、やめ...ッ!!」
大神の言う通りだ。
言葉とは裏腹に、俺のものは今にもはち切れそうな程に反り立ってしまっている。
掌で包み込むように触れられただけでビクッと身体が跳ね、ゆっくり扱かれビクビクと腰が勝手に跳ねるのを止めない。
男に初めて突っ込まれたクセに、相手のペースに飲まれ、乗せられ、挙句このザマだ。
頭では分かってる。
身体の奥底から湧き上がるこの感覚の正体が何なのかも。
本能的に感じる”これ”には逆らえないのだとも。
そして....
大神が上手すぎることも。
それでも認めたくなくて。
沸き起こる衝動を抑え込み、耐えて耐えて耐えて。
その結果溜め込んだ身体が悲鳴を上げていることも、俺自身が一番分かっている。
それでも......
((断じて....感じてなんか無い.....っ!!))
......やっぱり認めたくない。
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