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狼の獲物 03 (R18)
「まーだ諦めねーの?ほんっと頑固だな....」
「ぁッ、ん...ぁあッ、やッ....ら...ぁッッ」
「やだ、じゃなくてもっと、の間違いだろ。
無理やり犯されてこんなとろっとろになりやがって」
「ち、ちが....っ...ひゃぁあッ、んんッ!.....ッ、!...ッ」
「.....へぇ.....可愛い声出せるじゃん。あ、後ろ絞まった」
「だまっ....ぁあッ、あ゛ッ、ん、..ゃ、めッ...!!」
グリグリと亀頭の先端を弄られ身体が震える。
もう限界だ、早く出せ。そしたら楽になれる。
そう言う自分がいる一方、出したら負けだ、と意を唱える自分がいる。
前を弄られ、奥を突かれ。
前後からの刺激に頭と身体が追いつかない。
頭の中が靄がかったみたいに真っ白になってきて、
なにも.....考えたくなくなる。
「もう限界のくせに。.....さっさと諦めてイっちまえよ」
「や.....だぁッ、ぁあ゛ッ!」
「抵抗したって無駄だっての。人は快感には抗えないんだからさ」
「そ....なこと.....ッ」
「ある。お前の身体が何よりの証拠だろ。嫌だ嫌だと喚きながらも素直に感じまくってドロドロだ」
「ッ......、だ...まれ.....っ」
「いーや、黙らねぇよ」
靄がかった思考でできることなんかもう少なくて。
大神の言葉に力なく反対の意を唱えることしかできない。
ただただ、違うと自分に言い聞かせる。
けれどももうその言葉に自信なんか持てなくて、大神の言葉が胸に突き刺さって抜けない矢となって降り注ぐ。
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