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選択ミス 03

「ベロちゅーまでされてもまだ意見は変わらない?」 「変わんねーよ!!何されても変えるもんか!!!」 逃げ回りながら大神は再び俺に尋ねる。 意見を変える気のない俺は勢いでそう答えた。 それが....間違った選択だとも知らずに。 「へぇ.....何されても、ねぇ.....」 「っ!!....ぅ、ぉわっ!!!?」 何度目か分からない回し蹴り。 あっさり避けられただけでなく、 勢い余る俺の腕とブレザーの襟を掴まれ 逆に足を掛けられ転かされる。 そして、そのままあっという間に組み敷かれてしまった。 本日2回目。 真上から見下ろされている。 「その答え、今すぐ後悔させてやるから覚悟しとけ」 「へ...ぁっ、ちょ!脱がすなよ、ばか!!!」 「ベタベタに汚れた服で壇上に上がりたいならどーぞ。 止めやしないよ?」 「ぅ、.....って俺は出ないって言ってるだろ!!!」 ニヤリと笑いながら後悔させてやると宣言した大神は 次々と俺の服を剥ぎ取り始める。 脱がされまいとジタバタ暴れてみるけれど大神の押さえつける力の方が格段強くて。 止めることも叶わずブレザーを脱がされ、パーカーを脱がされ。ボタンが外され、ワイシャツがはだけ。 ベルトを外され ズボンと下着が一気に膝下までズラされる。 最後にTシャツが捲りあげられたことで ほぼ全身が空気に触れ、寒さにぶるっと震えた。 「......場所変えよっか」 震える俺を見て大神の手が止まり、そんな提案をしてきた。 「いや、止めるって選択肢はねーのかよ」 「ないけど?」 「.......やっぱ一旦死ね!!!!」 おい。 それ提案じゃなくて決定事項の間違いだろーが。

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