触れた肌は滑らかで心地いい。胸元から脇腹、臍へと手を滑らせていく。 「んっ」 　一之瀬は口元を抑え顔を赤らめている。そそるな。俺は構わず首筋に吸い付く。 「ぁん」 　首筋に舌を這わせしゃぶりつけばビクンと身体は跳ね鼻に掛かった甘い声が僅かに漏れる。もっと欲しい。俺は首筋から口付けに変え口内を貪る。 「んっん……はぁん……」 　歯列を割って入った舌で口内を生き物のように這わせ、上顎を舐めれば一之瀬の身体はビクビクと震えた。 たっぷり口内を味わった後、チュッと音を立ては離れれば首筋から胸元へと舌を這わせていく。 「あっ聖夜……ふん」 　乳首は既にぷっくりを膨らみ迷わず口に含んだ。 「あっ……やっぁ」 　舌で転がし甘噛みすると一之瀬の下半身が反応する。 「んはぁ……やぁ」 　右乳首を吸いながら左を掌で転がすと全身を震わせた。可愛い反応。俺はわざと乳首を徹底的に攻めると身体は桜色に染まり、下半身にあたる硬いモノ。 「乳首……ばっか……や」 　乳首を口に含みながらクスっと笑うと、ようやく離し胸元から脇腹、臍へと移っていく。 「はぁ…あん」 　俺はキスの雨を降らせながら、硬くなったそれを下着の上から触れた。 「あん……やだ」 　膨らみを指で辿ると既に先端は濡れていた。下着を汚すなそう思ってスルッと脱がすと一之瀬に睨まれた。 「ズルいオレばっか脱がして」 　そう言えば俺は一枚も脱いでないな。でもこれも美味しいのでは？　とあえて脱がずにいた。 「聖夜っ」 　俺は舌をペロっとだし、既に硬くなってそれを躊躇いもなく咥え込んだ。 「ひゃ……あぁんん」 　抵抗する一之瀬を抑え込みジュルと先端を吸い上げる。 「あん……やぁ」 　先端をチロチロと舐めた後、根元まで咥え込み裏筋を吸い上げると身体の力が抜けたのかソファに倒れ込みあんあん泣いている。 「はあ……聖夜っ……」 「気持ちいいだろう？ほら」 　わざと音を立てジュルジュルと見せつけ袋の方へと舌を這わせて見せた。 「それ……やあ……あん……はぁん」 「イキたい？」 　一之瀬は顔を覆って嫌々と頭を振る。今更そう言われてもやめられるわけがない。