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襲撃⑧

それだけで繋がる角度が変わる。 「うっ…ふぅん」 ゆるゆると抽挿を始めた継が与えてくれる快楽に溺れていく。 何をされても気持ちがいい。 継が触るところ、胎内で擦れ合うところ…全てが快感に繋がっていく。 継が『清楚なお前も乱れるお前も、どちらも俺の愛してる詩音なんだ。』と言ってくれたから…俺は恥じらいつつも感じるままに声を上げ、全身で継に応える。 「詩音、綺麗だよ…もっと、感じて…もっと…俺を求めて…」 前後左右に強弱をつけて巧みに腰を動かしながら、継が笑みを(たた)えてささやく。 継に揺さぶられて、俺の小さな竿から先走りが飛び散り、俺だけでなく継の胸もお腹も汚してしまっていた。 中の感じる部分をごりごりと執拗に擦り上げられ、何度も達しそうになるのに、その度に竿の根元をぎゅっと締められ、イかせてもらえなかった。 「継…お願い、意地悪しないでっ」 泣きながら懇願しても継は聞いてくれなかった。 俺を狂わせる速度がますます上がり、ベッドのスプリングがギシギシと鳴り続ける。 跳ね上がるように小さなバウンドを繰り返し、浮揚感を伴った身体は、ただ快楽のみを追い続ける。 目の前にチカチカと星のような白い光が飛んで、竿の先端は凄まじい膨張感があるのに、押さえられて吐き出せない。 それなのに あの絶頂が波のように何度も何度も襲ってきて、俺は身体を震わせてイき続けていた。 コレ、コレって…『ドライ』?? あ…おかしくなる…身体が…変だ…何コレ? 痙攣する俺にやっと気付いた継が、()き止めていた手を緩めた途端に、俺は呆気なく欲を吐き出した。

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