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カウントダウン⑤
もう、かなりヤバい俺は、詩音に“優しく”強要する。
「詩音…な?頼むから…外すんだ…な?いい子だから…」
それでもなお、詩音は止めない。
口を窄め強弱をつけ(そのテク、一体どこで覚えたんだ!?)、擦る手の動きは速さを増していっている…
俺はとうとう我慢の限界にきていた。
「…詩音…くそっ…離せっ!
ヤバい、出ちまうっ…頼むっ、離れろっ!」
その時、詩音がカリ首に甘噛みをした。
「くうっ…」
ダメだ…降参…
どくどくと勢いよく口内に吐き出される白濁の液を懸命に飲み込んでいる、俺の伴侶…
それは飲み込みきれずに口の端から、たらりと筋を作り…
「…はぁ…っ…」
散々吐き出して、最後にぶるりと身震いして詩音を見ると…
やっと口を外して、ケホケホとむせていた。
口元を拭い背中を摩り、抱きしめた。
「…っ…詩音、ごめんな?大丈夫か?
あぁ、もう、何で離れなかったんだ…」
涙目の詩音は、まだむせながら
「…だって…継だって、いつも俺のを…
大好きな夫のものを口で愛して飲んで、何が悪いの?
…俺だって継のものを愛したかったんだ!」
あー、もう!
「詩音っ!これ以上…煽るなっ…」
……………………沈黙…
「…詩音?」
詩音の視線が俺の下半身に注がれている。
そして詩音は頬を染めてフリーズしていた。
「…すごい…俺の中に、コレが…」
そう。
一度欲を吐き出しても、再び雄々しく天を指す俺のジュニア。
青筋が浮き出し、ぴくぴくと震えていた。
節操のない俺…
呆れてるだろうな…と思いながら詩音を見ると、全身を朱に染めて、もじもじしている。
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