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カウントダウン⑥
あぁ…性欲過多のエロオヤジとか思ってんだろうな…
仕方ないじゃん!詩音のことが好き過ぎて好き過ぎて、毎日ソレばっか考えて、四六時中腕の中に抱きしめていたいんだから。
ん?
詩音からバニラのような甘い香りがする。
堪んねぇなぁ、コレ。
俺の神経細胞まで侵して動けなくなっちまう。
じわじわと…幸せの麻酔に痺れていきそう…
「…詩音…」
嫌われたくない、抱きしめるだけにしようと声を掛けた瞬間、とすっ と身体に軽い衝撃が…
「うおっ!?」
詩音が…詩音が俺にしがみついてきた。
腹に当たってる…屹立した詩音が…じっとりと濡れそぼったものが…
こっ、これはっ!?
期待と不安でドキドキしながら、そのまま跨がせるように抱え込んだ。
…俺の楔の根元に、詩音の後孔が触れた。
うおぉぉぉぉっ!!!
明らかに滑りを含んだ濡れた感覚と、くちゅっ と鳴った音。
まさか、まさか…詩音が…詩音が欲情して濡れている!?
「…詩音…顔見せて…」
掠れた小さな声で耳元でささやくと、イヤイヤと首を振る。
燃えるように熱くなり、薄っすらと汗をかいた肌からは俺を誘うフェロモンが吹き出している。
頭を撫でながら、無防備に晒された蕾に触れた。
びくんと跳ねた詩音を無視して、そこを確かめると、指に絡みつく淫液が詩音の気持ちを代弁していた。
「あっ…ダメ…継、ダメっ触ったらダメっ!」
ダメダメを繰り返し、ぶんぶんと首を振る詩音を抱きしめ、濡れたそこに指を差し入れた。
「ひんっ!」
俺の指は、ぬぷぬぷと容易く入り込んでいく。
指に吸い付く襞は熱く…キツく締まる。
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