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カウントダウン⑧

もう遠慮はしない。 とことんまで味わい尽くして徹底的にイかせてやる。 中を抉る度に詩音のイイところへヒットするように、ピンポイントで腰を打ち付ける。 俺を咥え込んで離さない詩音の後孔からは、引っ切りなしに愛液が溢れ、芳香を放っている。 それがまた、ぐちゅぬちゅと、淫猥なハーモニーを奏で、その音を聞くだけで興奮度が増していく。 何度貫いても初々しく絡んでくる肉筒は、しかし、俺の形を覚え絶妙な力加減で、きゅうきゅうと締め付けてくる。 次第に詩音の奥へ奥へと俺の楔が入り込んでいく。 詩音は甘い声で啼きながら俺の上で跳ねているが、時折俺と視線が合うと、恥ずかしそうにする様が堪らない。 二人から放たれるフェロモンは、狂おしい程に甘く切なく、その相手の匂いでまた快感が増し煽られて、とめどない愛の連鎖となっている。 「あっ、あぁっ…け…い…はぁ…ん…」 じっとりと汗をかいた詩音の中は、ひくひくと痙攣を起こし俺を射精に導こうとする… まだだ。 まだイけない。 抽挿を繰り返しながら、詩音の胸の赤い粒に手を伸ばした。 ツンと主張するそれをきゅっと摘むと 「ああっ!」 と身体を仰け反らせた。 途端に、びゅくりと白濁の液が飛び散り、詩音はイってしまった。 はぁはぁと息を乱して涙目の詩音にキスをして、またごりごりと中を擦ってやると、じゅぷじゅぷと愛液が溢れ出る。 それが新たな潤滑油となり俺のモノに馴染んでくる。 部屋中に広がるフェロモン。その甘い匂いを心地良く感じながら、詩音を気持ち良くさせることに集中していた。

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