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解放 2nd①

理性のネジが一本、また一本、外れていく。 継と自分のフェロモンに翻弄されて、気が狂いそうなくらいに、気持ちも身体も昂ぶっていく。 「あっ、ああっ…やぁっ、継…あっ」 「詩音、もっと乱れろ。もっと気持ちよくなれ。」 身体が浮くほどに突かれ、身体の中の熱が沸騰していく。 カリ首がギリギリまで引き出され、再び打ち付けられて内壁を擦りながら入っていく。 ぐじゅぐじゅと擦り上げられる内襞は、押し潰されては、また 楔に纏わり付いていく。 大きくスライドしたかと思えば、浅いところを くちくち と小刻みに擦られる。 そんなに煽らないで。 おかしくなる。 突然、俺の感じる所を切っ先で嬲るように突かれた。 「ひうっ」 まるでキスするように、ちゅくちゅくと しこりを突っつかれて、腰がうねる。 「あっ、そこぉ…やだっ…やめ…てっ」 懇願する俺の願いも聞かず、継は俺の腰を強弱をつけて責め立てる。 ぐっしょりと濡れた後孔は、白い泡が立って見るからにイヤラシイ。 継は俺の腰を掴み、ごりごりと上手く当ててきて、その度に髪を振り乱しては、甘い声で喘ぐ。 継の手が、つ…と、俺自身に伸びた。 ただでさえ、張り詰めて今にも愛液を吐き出しそうな俺自身をそっと握ると、上下に擦り出した。 さっき一度放ったばかりの俺自身は、また大きくなり、先端に熱が溜っていく。 出したい。 でも、継の手をまた汚してしまう。 あぁ…気持ちいい… 逡巡しているうちに、溜まる一方の熱は、あっという間に継の手に吐き出されてしまった。

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