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解放 2nd②
継の汗が、額から顎を伝って…俺の肌に吸い込まれていく。
彫りの深い美しい顔が、少し歪んだ。
快楽を逃すように、目を細め眉間に少しシワを寄せるその顔が色っぽい。
あぁ…継も俺の身体に感じてくれているんだ…
「…はあっ…け、い…継っ…」
掠れがちな声で名前を呼んだ。
「…お、願い…んっ…き…キス、して」
途端に噛み付くように唇を塞がれた。
無理矢理捻じ込まれた舌先に、滅茶苦茶に嬲られる。
息ができない。
必死で鼻から息を吸おうとするのに、それが叶わない。
苦しくて、継続の胸をどんどんと叩くと、大きなリップ音がして、やっと離してくれた。
けほけほと咳き込んで継を見ると
「あんまり煽るな。自制が効かなくなる。」
と、頬を撫でられた。
そんなつもりはないのに…責めるような視線を向けると
「怒った顔もかわいい。」
と、キスされる始末。
ぐちゅぐちゅと、また抽挿が開始された。
再び快楽の海に投げ出され、口から継を誘う喘ぎ声が出ている。
これは、本当に俺の声?
次第に大きく早くなるスライド。
「くっ…詩音、どうしてほしいんだ?」
ぼんやりする頭で考える。
どうしてほしい?
俺?俺は…
「…継、継がほしいっ!
奥…奥まで、奥まで継を一杯にしてっ!」
その言葉に、ふっと微笑んだ継は、俺の足を抱え直し、もっと深く、奥へと突き入れてきた。
「あっ、あぁ…っ、あっ…」
上手く息が入っていかない。
激しくなる抽挿。
目の前を白い光がチカチカと飛んでいる。
もう、もう限界。
悲鳴に似た嬌声を上げながら、全身を震わせ、絶頂感に達した。
と、ほぼ同時に、ぐり と最奥に届いた継の楔が大きく膨らみ、夥しい飛沫が叩きつけられる。
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