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うれしい知らせ2 ①

「詩音君!昨日はステキなお式だったね! おめでとう! 疲れは出なかった!? さぁ、入って!ほら、継君も!」 右京さんに出迎えられて、勧められるまま家に入る。 「右京さん、昨日もお忙しいのにわざわざご出席いただいてありがとうございました! これ…お義母さんと右京さんがお好きそうなお菓子なんです。 よかったら召し上がって下さい。」 「うわぉ、ありがとう!うれしい! ごめんね、気を使わせちゃって。 さ、座って座って! お義母さんもすぐに来るからね。」 ドタドタドタドタ 「詩音くーん!」 「お義母さん!」 ギューッ 「昨日はとっても綺麗だったよ! 疲れは出なかった?大丈夫?」 「はい、大丈夫です。お忙しい中、ご出席いただいてありがとうございました。」 「ぜーんぜん!とっても楽しかったよ! 詩音君のご家族とも仲良くしていただいたからね! で?今日はどうしたの?何かあった? …『いいこと』でしょ?」 流石お義母さん、鋭い… 「親父は?」 「今着替えてるから、もうすぐ来るよ。 あ、右京君!お茶なら俺が用意するのに…ありがとね。」 「いいえ。 これ、継君と詩音君からのお土産です。 早速出しちゃった。 すっごい美味しそうですよ、お義母さん! 詩音君が、お義母さんと俺の好きそうなのを って選んでくれたんだって!」 「やったぁ!わざわざありがとうね。 あ、パパが来た!パパっ!詩音君来てくれたよ!」 「何やら賑やかだなぁ。 お、我が家の二人目のお嫁ちゃん、昨日はお疲れさん! 綺麗だったよ。 継、詩音君を泣かしてないだろうな。」 「何だよ、親父。俺には冷たいな… 昨日はありがとうございました。」 「お義父さん、お忙しい中、ご出席ありがとうございました!」 「いやぁ、いいお式だったねぇ。 …ところで、どうしたんだ?」

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