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不満 side:継⑧

詩音自身は、俺が抜き出すと同時にイったらしく「シーツを汚した」と、おたおたしている。 まだまだ収まりの付かない愚息を見て、ため息をついていると、するりと細い指が愚息に絡み付いてきた。 詩音!? 無言でゆるゆると俺を扱くその様は、扇情的で神々しくて、熱情を誘う。 知らず知らず動く腰は、詩音を求めて止まない。 ぬちゅぬちゅぬちゅ 先程吐いたものの残骸が絡み付き、粘着質のいやらしい音を立てている。 自分のものとはいえ、ちょっとだけ恥ずかしい。 詩音が恥ずかしがるのも無理はないな。 頬を赤く染めて、詩音が両手で扱いてくれている。愛おしそうに見つめながら。 俺は詩音の頭を撫でてやった。 俺を見上げて、くふん と笑う詩音が愛おしくて 「詩音、愛してるよ。」 と呟くと、その小さな声が聞こえたのか 「…継、俺もです。」 と返してきた。 その途端に、俺の愚息は跳ね上がり、白濁の液が辺りに飛び散った。 「あっ!」 …詩音の顔や髪の毛、胸元に、物の見事についてしまった。 「うわっ!しっ、詩音!ごめんっ!」 慌ててティッシュで拭き取っていく。 しまった…髪の毛なんて取れやしない。 後で風呂に入れてやらなければ。 詩音は暫く固まっていたが、そのうち、くすくすと笑い出し、あははっと大笑いし始めた。 「…詩音?」 「あはっ…はあっ……継ったら…ふふふっ… 元気…」 「『元気』って…何だよ、それ…」 不貞腐れる俺に、詩音はゆっくりと膝立ちになり、キスしてきた。 「詩音…」 「ふふっ…継…そんなに俺のこと、思ってくれてたんですね。」 詩音は再びぺたんと座り込んだ。

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