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嫁姑…③

「ほら、オムツ替えなきゃ。 今度は“気持ち悪い”でギャン泣きするよ!」 「ホントだ!優、あっちに行こうね。」 「もう裸にしてるから、ここで替えなよ。 継も詩音君も大丈夫?」 「オッケー!」 「はい!俺、替えるとこ、見たいです! いいですか?」 「あははっ!もちろん!お披露目ーっ!」 大騒ぎしながらのオムツ交換。 「潤と継がこんな頃に便秘した時は、綿棒でちょこちょこって刺激して出してやったこともあったなぁ…」 ぴくっ お義兄さんと継が反応した。 「お袋?まさかと思って聞くけど…『綿棒』って…」 「『ちょこちょこ』って…」 「ん?ベビー用の綿棒にオイルを付けて、お尻の穴に ほんのすこーし差し込んで刺激するんだよ。 ほら、動物のお母さんが赤ちゃんのお尻の穴舐めて刺激してるだろ? あれと一緒。 …二人とも、そんな顔してどうしたの?」 お義兄さんは片手で顔を覆ったまま仰け反り、継は ぶつぶつ何か言いながら突っ伏した。 真っ赤な顔の二人は口々に 「ちょっ…ちょっと待って!?俺達、お袋に、綿棒に、バックバージン奪われてたってこと?」 「兄貴だけならいざ知らず、俺も?俺まで?」 「なーに大袈裟な。何が『バックバージン』だよ。 こっちは生まれた時からお前達の大事なところも嫌という程見て触ってるんだ。 今更何言ってんの、ばーか。」 あぁっ、信じられない、とか、マジか…うーーっ、とか、二人から呻き声が聞こえる。 何だかおかしくなってきて、二人以外大笑いする。 「何だよぉ…俺達なりにショック受けてんのに…」 「詩音…お前まで笑うのか?」 「大人のあんた達にするのと訳が違うんだからっ! 赤ちゃんはお世話されて当たり前なのっ! 全く、もう…」 呆れたように ぷんすこ怒るお義母さん。

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