620 / 829

お久し振りね side:右京⑩

潤は甘く甘く蕩けるような目で俺を見つめ 「何度でも言うよ。 俺の番は右京だけ。右京だけしか愛さないし愛せない。 だから、俺だけを一生愛して。」 思いが溢れて張り裂けそうになる。 「潤…」 俺は…こんなにも潤を好きになってたんだ。 男らしくてカッコよくて、頭もキレて、俺だけを俺だけを愛してくれる夫。 「潤、俺も…俺も潤だけ…んぐっ」 また噛み付くようなキスをされ、くちくちと後孔に指先だけを出し入れされた。 これから何をされるのか、期待に満ちたそこは滑った愛液が湧き出している。 「右京…」 耳元で名を呼ばれただけで、かくんと膝が抜けた。 慌てて俺を抱きとめる潤の股間のものが、ごりっと当たった。 熱い…固い…こんなにも俺を… 「潤っ…早く、早く…俺を抱いて…」 潤が驚いたように目を見張り、うれしそうに微笑むと 「言われなくてもそうする。」 と、俺の手を壁につかせ、尻を高く突き出すような格好にされた。 もう、愛液が内股に流れ出しているのが分かる。 潤はいつの間に何処から取り出したのか、スキンを口に咥えて破り取り、片手で器用に被せると、優しい声音でささやいた。 「右京、入るよ…」 ずぶずぶと楔を簡単に受け入れるそこは、内壁が蠢いて ぐじゅぐじゅに濡れ、組み木のようにぴったりと合わさった。 それから…二度その場で繋がり、その後はベッドで朝までまぐわった。 潤は 「右京、かわいい」「お前は綺麗だ」 「俺だけを見ていて」「何て美しいんだ」 等と歯が浮くような言葉をささやき続け、俺は思考も麻痺して甘い声で潤の名前を呼び続けた。 翌朝… 目も開けられないくらいにぐったりとした俺をオタオタしながら潤が介抱している。 お預けの代償は大きかった。 けど またお義母さんに優を頼んでデートもいいか…と思う俺がいた。

書籍の購入

ともだちにシェアしよう!