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デート♡デート♡デート♡おまけ④

身体がバウンドし、浮遊感を伴う度に、頭の中が空っぽになっていく。 中に打ち付けられる剛直の楔に翻弄され、溺れていく。 同時に胸の尖りに吸い付かれ噛まれて、堪らず溢れ出す母乳を舐められる。 仁の時は何も感じないのに、継にされると… 「あっ、ダメっ…継、止めてっ…」 「仁に…独り占めされてたからな…元々ここは俺のものなんだから。 …仁に取られっ放しで堪るもんか。」 「ああっ、くっ、何言って…んんっ」 赤く色付き、少し丸みを帯びて大きくなった(ような気がする)俺の乳首に吸い付いた継は、片手で俺の腰を抱き、空いた手でもう片方の乳首を弄ってくる。 「あっ、そんな、あんっ、いちどにっ、あっ」 口から溢れるのは甲高く啼く俺の甘い声。 気持ち良すぎて、頭が沸騰して何も考えられない。 妊娠する前にほぼ毎晩穿たれていたような激しい律動。 しばらく押さえていた分の反動か、継の動きは止まらない。 益々強く、激しく、俺の中を行ったり来たり、(せわ)しなく暴れ回る。 「あっ、やんっ、けいっ、やめっ」 ひと言発しても、全てが喘ぎ声に変わってしまう。 舌舐めずりをしながら、継は俺の乱れゆく様をうれしそうに見ている。 見られてる はしたない姿を かあっ と羞恥に赤く染まる肌を愛おしそうに撫でた継が、次の瞬間奥まで入ってきた。 「あああっ!!!」 薄いゴム越しに感じる熱い楔。 それが数多打ち付けられると、すぐにずるりと引き出されてしまった。 「…あっ…」 “出て行かないで”という願いを込めたひと言に、継は申し訳なさそうに言った。 「…もっと、たっぷりと奥に入れたいんだけど…妊娠したら、マズいだろ? …俺達は、一度ではすまないから…」

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