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余韻④
慎也さんは、肉棒の先だけ引っ掛けるように残して引き出し、ひと呼吸置いて一気に突き刺してきた。
「あああーーーっっ!!」
埋まっていたものがなくなり、一瞬収縮して狭くなった中を捻じ込まれていき、それは、ごりごりっ と音を立て最奥の入口まで達していた。
息が止まりそうなくらいの凄まじい絶頂感。
どくどくと、ゴム越しに(いつの間に着けたんだろう)伝わる飛沫の熱さ。
何度か打ち付けて…吐き出して…ようやく慎也さんが出て行った…
かくりと膝が落ちた俺は、背後からしっかりと受け止められ抱きしめられた。
息も絶え絶えで びくびくと痙攣を起こす俺の身体を抱く慎也さんの背中越しの鼓動は、俺と同じく飛び出しそうなくらいに跳ねていた。
「真澄…大丈夫か?」
「……はい…」
俺を横抱きにして椅子に腰掛けた慎也さんは、未だ意識が朦朧としてボンヤリしている俺の顔中にキスを落とし、髪を撫でつけながら言った。
「年甲斐もなく…無茶したな…許せ。」
おでこに、頬に、大好きな大きな手が触れる。
「…もう…一体幾つだと思ってるんですか?
俺は…『おばあちゃん』なんですからね。」
見つめ合って…吹き出した。
「いいじゃないか。お前が『おばあちゃん』なら、俺は『おじいちゃん』だろ?
年を重ねてお互いのイイところが分かって、ねっとりと愛し合える…最高じゃないか。」
「:ねっとり|って…その言い方、何か…ヤダ…」
ちゅっ
誤魔化されるように軽めなキス。
「少し足を開いて…夕べの残り、洗ってやるから…ほら。」
俺の返事も聞かず、ぬるりと滑り込んでくる指に、身体が喜びで震える。
一応、万が一のことも考えて、ピルも飲んでいる。孫と同い年の子供を産むなんて…それは流石にマズい。
びくりと跳ねる身体を楽しむように、弄ばれた。
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