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デート♡デート♡デートpart2③

ゆっくりとベッドに下ろし布団を掛けてやると、さっきの大泣きは何処へやら、仁は夢の中へ。 はあっ、と大きく深呼吸して振り向くと、不満気な継がベッドに腰掛けていた。 マズい…不機嫌オーラが滲み出している。 俺は、つっ…と継に近付くと、その膝に跨り、向かい合わせになった。 ふふっ、吃驚してる。普段絶対こんな事しないもの。 そして、耳元で甘くささやいた。 「継…さっきの続き…しましょうか…静かに、ね?」 大きく目を見開いた継から、ぶわりとフェロモンが舞った。 「詩音…お前、最高の(つま)だよ!」 猛獣と化した継は暫く俺を抱きしめ、頸の噛み跡を舐めていた。 擽ったかったけれど継が愛おしくて堪らず、ぴったりと継にくっ付いて、されるがままになっていた。 その行為に満足したのか、継はゆっくりと俺の着ている物を脱がせていった。 継の目の前に曝け出された身体。 暗くて良かった。こんな貧相な身体を見られたくない。 そっと横たえられ、優しくキスされる。 キスしながら、継は器用に自分も一糸纏わぬ姿になっていく。 熱く火照る身体を持て余す継に、全身を擦り付けられ、否が応でも身体の芯から昂ぶっていく。 「詩音…詩音…」 蕩けそうな呟き声は少し掠れ、甘い響きを奏でている。 大きな手の平で全身を撫でられて、あまりの気持ち良さに身体をくねらせる俺を継はうれしそうに見つめている。 匂いが、触れる肌が、混じり合う唾液が…全てが二人の快楽を煽っていく。 はあっ 思わず零れ落ちる吐息に、継が満足気に笑った。 その後は…調子に乗った継が一度で満足する訳もなく、彼を煽った事を思い切り後悔したのだった。

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