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結ばれた番⑦

「お前は…ホントに俺を破壊する天才だな…」 吐き出した欲を再び洗い流し、一旦横抱きにしてから浴槽に連れて行き、背中から抱え込んで浸かる。 詩音は、勢いよく溢れ出すお湯の音にビックリしながらも俺にぴっとりとくっ付き、時折振り向いて上目遣いで俺を窺う。 かわいい。 かわい過ぎる。 「…けい…あの…」 もぞもぞと詩音が居心地悪そうに身体をくねらせる。 「どうした?逆上せたか?」 ヒョイっと抱き上げ、向かい合わせに抱っこし直す。 「…ちがう…その…けいのが…あたって…」 詩音の視線の先を辿ると、慎ましやかな詩音自身と、元気100万倍の俺自身がお湯の中でゆらゆらと揺れていた。 「ははっ。ダメだ。我慢できない。」 二本を一緒に握り込んで擦り始めると、詩音が甘く喘ぎ出した。 「いやっ、けい、もう、ダメっ…あんっ」 今よりももっとぶわっと広がるフェロモン。 俺は、片手で擦り片手は詩音の腰を抱き、目の前に晒された赤い果実をこれでもかと口で弄り倒し、ほの明るい照明に照らされて乱れる詩音を堪能しながら、湯の中に白濁の液を撒き散らした。 今日どれだけ出しまくったのか、恐るべし俺の性欲よ… 「はっ…詩音?詩音?しっかりしろっ!」 湯あたりしてぐったりした詩音を慌てて連れ出し、身体を拭き口移しで水を飲ませた。 「…け、い?」 「すまない、詩音。好き過ぎてヤり過ぎた。 水は?もっと飲むか?」 頷く仕草も堪らない。俺、すっかりコイツの虜だ。 また口移しで飲ませると、ムクムクとお育ちになる俺自身。もう、これ以上はダメだ。詩音が壊れる。 「…けい?」 気怠く誘う(ように見えた)伴侶のフェロモンに逆らえず、俺は口付けたまま、詩音をシーツに縫い止めて愛しまくった…

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