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新婚さんってナニするの?⑤
「防災対策を兼ねてキャンドルを置いてたんだ。」
火を灯すとラベンダーの香りが広がった。
そして…脱衣所とバスルームに一つずつ置くと、照明を消した。
ゆらゆらと揺れる、優しげな揺らぎの薄明かりの中で、詩音の美しさが余計に際立つ。
「うわぁ…綺麗…それにいい香り。アロマキャンドル?」
「あぁ。さっき拒否したのは恥ずかしかったからか?これなら大丈夫だろ?
奥様、これでいかがですか?」
「継ったら…」
俺は詩音の両手を取ると、自分の首元へと導いた。
詩音は俺の思いを汲んでくれたのだろう。躊躇しながらもワイシャツのボタンを一つずつゆっくりと外していった。
肌が露わになっていくにつれ、詩音の顔が赤くなっていく。
「どうした?詩音?」
「だって…継の身体が…見えて…」
「どうせ二人とも裸になるんだ。何も恥ずかしいことないだろ?
それにもう…俺達は肌を重ね合ってる。」
それでも恥ずかしそうな詩音の口を塞ぎ、お互いの身体に纏った布を剥ぎ取って素肌を合わせる。俺達から放たれる匂いが一層濃くなる。
昂ぶった俺の屹立は詩音の臍の辺りに、慎ましやかな詩音のものは俺の太腿に当たっていた。
ちゅ と音を立てて唇から離れ、手を取ってシャワーの下へ。
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