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5ノンケも目覚めるド天然
「お前、四組の明塚だろ? 近くで見たらやっぱ地味な奴だなぁ? 勃つかーー」
「……ふざけたことぬかしてんじゃねぇよ」
嘲笑いながら覆いかぶさろうとした永島の脛を思い切り蹴飛ばして離れ、唾を吐いた。
「……は?」
呆気にとられた様子の永島を尻目に、勢いをつけて床に押し付けた。
この隙は逃してたまるか。
動く暇も与えずにズボンを下ろして耳元で囁く。
「お前なんかに犯されるくらいだったら、俺がお前をオナホにしてやるよ、永島」
永島は戦慄したように身を強張らせ、曖昧な笑みを浮かべた。
「は? 何言ってんのお前? な、何か、キャラ違くね? え?」
こうなったらどうにでもなれ。そういう気持ちで俺は、にやりと微笑む。
「悪いな、そのキャラ全部演技だから」
永島にだけ聞こえるようにそう囁いた。
「ひっ……」
永島は喉の奥でそう呻くが、意に介さずに下着を下ろす。
そして両手を思い切り抑えつけながら、既に勃っていた肉棒を軽く扱いてやった。
必死に手の拘束を解こうともがく永島だったが、快感を与えられ、あまり強い力は出ないようだった。
「てめっ……はな、せよっ……クソがぁっ……う、くっ……」
怒りを滲ませた声で、低く呻きながら、永島は俺を睨んだ。
「っはは! 永島ぁ、包茎でしかも小せえな? そのヤンキー面で短小包茎とか、何のギャグだよ」
ねぶるような声色で言うと、殺意すら込もっている目で睨まれた。
しかし扱くスピードを上げると、悪態の中に裏返った声が混じってきた。
「あっ、待て明塚っ……早っ……!?」
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