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7ノンケも目覚めるド天然

「え、明塚、お前まさかっ……」  何かを察したように体を強張らせる永島を、鼻で笑ってやった。 「ちげえよ。今俺さ、溜まってねぇし。それにお前じゃやっぱ勃たねぇわ」  そう言ってから、耳元でこう言った。 「いいか? 今から手を離すけど、俺を突き飛ばそうなんてしたら玉を握り潰してやる」  そして口元を吊り上げてやると、永島はすっかり怯えたような色を浮かべた。  その脅しが効いたか、永島は手を離しても動かなかった。  ーーこれを使って尻に挿れる、なんて真似はしない。  さっき言ったようにそもそも、こいつじゃ勃たない。  ならこれをどうするか、それは。 「どれにしよっかなー……、ああこれでいいか、あんま使わないペンだし」  言いながら俺は、筆箱からボールペンを取り出し、それにゴムを取り付けた。  そして、指で永島の鈴口を思いっ切り開いた。 「いっ……!?」  痛み故か、目を白黒させた永島。 「入るかなー……ま、頑張れば入るか。ここから精液出てるもんな」  そう言うと永島はようやく、俺がなにをしようとしているか悟ったようだ。 「おまっ、まさかそこにそのボールペンを……っ!?」 「そのつもりだけど?」  表情を変えずに肯定すると、途端に永島は顔を青ざめさせた。 「ひぃっ……そ、そんなもんそこに入れるとか、お前頭おかしいだろっ……!?」  俺は鼻で笑ってこう答えてやった。 「レイプ魔にはこれくらい激しいのがちょうどいいだろ」 「は!? え、嘘だろ、明塚本当にっ……ああああごめん! 犯そうとしたのは謝るっ! 謝るから助けてぇっ!」  すっかり歯の根が合わなくなった永島を尻目に、俺は徐にボールペンを近付けた。

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