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11やっぱり誤魔化せない

 ズボンを下ろして真空さんの手にソレを握らせ、乳首を抓りながらこう命じた。 「真空さん、コレ扱いて下さい」 「ふぁいっ……」  真空さんは色っぽい吐息をはぁはぁと漏らしながら頷いて、必死に手をを動かし始めた。手錠をさせられているので、動かすだけでも大変なはずなのに。  痛くするために乳首をガリッと噛むと、真空さんは高い声を喉から迸らせた。 「ああぁんッ……」  甘噛みというには強過ぎる力で何度も噛みながら、もう片方をグリグリと抓ると、ビクビクと真空さんは震え出した。  その光景は官能的で良かったのだが、弄れば弄るほど真空さんの手の動きが止まりがちになる。だから俺は弄るのをやめ、顎を掴んで脅すように囁いた。 「どうして扱けっていう命令も満足に聞けないんですか? ちゃんと命令を聞けなかった罰として、お仕置きされたいですか?」  耳元でそう訊くと、真空さんは「あ、あっ……」と恍惚とした声を上げ、必死に謝った。 「すみませんっ……ちゃんと、扱きますぅっ……」  そのまま扱かせながら弄っていると、我慢できなくなったのか、真空さんは腰を揺らし始めた。 「あんっ……う、あぁ、んっ……」  真空さんの陰茎は、もうしっかり張り詰めていて、触ってほしくてたまらなそうだった。 「扱いてほしそうですね?」  そうわざと尋ねて容赦なく抓ると真空さんは、 「ひぃんっ!」  と声を上げ、大きく体を跳ねさせた。 「あは。本当痛いのが好きですよね、真空さん。わざわざ扱いてやらなくても、乳首の痛みだけでそろそろイッちゃうんじゃないですか?」  冷笑すると、がくがくと真空さんは頷いた。 「でも、イッたらお仕置きですからね? 俺が挿れるまではイクの禁止です」  そう、今の真空さんにとってはむごいだろうことを冷たく言い放つと、真空さんは案の定動揺したような色を浮かべた。 「ひんっ、あぁぁっ……! イキそぉ、れすっ! 無理ぃぃっ!」  ビクンビクンと震えながら、それでも必死に手を動かす真空さん。  酷い扱いをしたためか、乳首はもう既に赤く腫れ上がっていて、それでも真空さんは恍惚としていた。 「駄目ですよ、イッたら」  そう釘を刺すが、真空さんはぶるぶると首を振った。 「無理、れすぅ! む、りぃぃっ、早く、挿れっ……ひああっ……! 挿れて、くらさっ……ああぁんッ!」  両方の乳首をぎゅうっと抓りながら、首筋を噛んで痕をつけると、真空さんは一際大きく震えた。  そんな真空さんを見ていたら嗜虐心からか快感が体を駆け巡り、我慢できなくなって真空さんの腹の上にあえて射精した。 「あああぁぁっ……」  かけられると真空さんはガクンと震え、禁じたのに達してしまった。

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