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三人で 2★

聡に入れられる方はさっきまでバイブを入れていたから問題はないが、佳暁様に入れるためには、今さっき出してしまったばかりなので準備する必要がある。 オレは佳暁様に断ると、背中を向けて準備を始めた。 とりあえず使用済みのゴムをはずして後始末をした後、ローションを手にとってから自分のものを握る。 「手伝うか?」 「あー……うん、お願い」 聡に問われ、少し迷ったものの手を借りることする。 聡は手っ取り早く後ろの一番感じるところを触ってくれたので、オレのものは早々に挿入出来る状態になった。 オレが佳暁様の方に向き直ると、佳暁様はうなずいて再びベッドの上に横になった。 「今日のところは最初ですし、横向きにしますか?」 「ああ、そうだね」 聡の提案に佳暁様がうなずいて横向きになったので、オレも佳暁様と向き合って横になり、佳暁様の片方の足を持ち上げてゆっくりと中に押し入った。 オレが自分のものを佳暁様の中に埋めきると、一息つく間もなく、オレの後ろに来ていた聡がオレの中に入ってきた。 相変わらず聡のものは大きくて、全部入れられると奥深くにある感じるところにまで届く。 佳暁様の中に入っている前と、聡のものでいっぱいになっている後ろと、両方から与えられる快感で、まだ動いてもいないというのに、すでにおかしくなりそうなくらいだ。 聡がゆっくりと動き出すと、オレはもう、声を抑えることすら出来なかった。 快感のせいでかすむ視界でどうにか佳暁様の様子をうかがうと、佳暁様はいつのまにか後ろから護に体を触られていて、そのせいもあってかなり感じているようだ。 「あっ、やばっ……待って…!」 そんな佳暁様の表情を見てしまったせいか、それとも聡の動き方が的確過ぎるせいか、あやうく達してしまいそうになって、オレは慌てて声を上げる。 後ろの聡がすぐに動きを止め、オレのものの根本をぎゅっと押さえてくれたので、どうにかイカずに耐えることが出来た。 その後も聡はオレがやばくなるとイケないように根本を押さえてくれたので、どうにか佳暁様が達するまで耐えることが出来た。 佳暁様が護に前を擦られながらイッている間、聡は佳暁様とつながったままのオレの中の一番いいところを擦ってオレのこともイカせてくれた。 そして聡もほとんど同時にオレの中で達したのだった。 「健太は真ん中になる時は、前を縛った方がいいかもしれないな」 快感の余韻にぼんやりしているオレの中から自分のものを引き抜きながら、聡が少し面白がるような調子で言う。 「うう、確かに……」 悔しいが聡の言うことが正しいのは確かで、残念ながら同意するしかない。 「別に気にしなくてもいいんだよ?  なんだったら僕がイクまでに何回でもイッてくれてもいいんだし」 「いえ……それはちょっと無理そうなんで、次は前縛ってみます」 「そう?  じゃあ、今度専用の道具を買っておくね。  けど、本当に無理しなくていいからね?  三人でやるのが辛かったら別に今まで通り二人ずつでもいいし」 「いえ! それは大丈夫です。  これからも三人でもしてください」 三人でするのは感じすぎるという難点はあるが気持ちよかったのは確かだし、それに何より、佳暁様がさっきのセックスに満足しているのがわかるので、オレに気を使ってやめてほしくはない。 「そう?  だったら……、実はさっきの健太を見て、僕も真ん中になってみたいって思ったんだけど、もう一回大丈夫そう?  それとも明日にする?」 「いえ! 大丈夫です」 オレが元気いっぱいという感じで答えると、佳暁様は微笑んだ。 そうして、今度はオレが最初に四つん這いになり、その後ろから佳暁様が、そしてさらにその後ろから護がという形でつながった。 返事だけは元気がよかったものの、さすがに三度目ということで、オレは最初から感じすぎておかしくなっていた。 背中から佳暁様のぬくもりと喘ぎ声を感じていたことと、手があいていた聡がオレの乳首や前を触ってくれたことは憶えてはいるが、正直へろへろになっていてよく分かっていなかったと思う。 そうしてオレは、自分がいつイッたのか――というよりもイッたのかどうかすらよくわからないうちに意識を失っていたのだった。

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