ミチミチと侵入してくるモノ。狭い中を進んで来ようとするその圧迫感に 「む、りぃ…さけちゃ…っ――！！」 切れてしまう、壊れてしまう恐ろしさで震える。 圭史さんに思わず助けを求めたけれど、彼の目を見て悟った。 「玲――そんな顔で期待して･･･わるい子だな」 僕の行動は余計に彼を煽ってしまったんだって。 「ぁ、がっ…！」 圭史さんは、僕が苦しむ姿を見て楽しんでいる。 唇を吊り上げながら、尚も自身をねじ込んでくる。 彼は今、僕をいたぶることに快感を覚えている。 ――逃げられない