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第116話
僕の濡れた腸壁と馨君の雄芯が隙間なくピッタリと吸い付くように絡まると、じっとしていても僕の中は喜んでさざめき立つ。
「 あぁ、玲さん、あなたの中、すごい……」
という馨君の呻き声。
一つに繋がったんだ僕達は、身体も心も。
そんな僕たちを背後の男たちが黙って大人しく観ているわけはなかった。
いたぶる獲物を見つけた二人の獣。
カウンターに置いたグラスの中の氷がカランと音を立てる。
それは狂宴の始まりだった。
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