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第39話

使う予定のない会議室を開けてもらえるのだと言う。 主に会話をしているのは新谷君と彼。 「手を貸しますよ」 なんてことの無いように言う彼に僕は何だか悔しくなる。 どうして? 意識してしまっているのは僕だけ? もしかして僕だと気付いていないのか。そんなことって…。

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