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第75話
「 これ、誰?」
眉をひそめる仕草でスマホを、絡み合う僕らに突きつける。
「 はは、通話にしろよ!」
と発しながら、圭史さんは一気に僕を貫いた。
解けてないアナルのとまぐちを巻き込みながら、
ぐちぐちと侵入するそれは、硬くて熱くて、
僕は雌になったと自覚する。
「 おい、繋ぐぞ 」
幸人さんは何をしてるの?その時一旦引いた性器は焦らすように回しながら前立腺を打ってくる。
「 あん、あ!、いいーー 」
掠れた声で玲と呟く圭史さんにかじりついて口付けする。猛った圭史さんを受け入れながら、腸壁はもうその甘い塊を喰いしめる。
喘ぎ声に蜜が滴るのは圭史さんが全部僕の吐息まで支配するから……
「 もしも〜し、誰?あんた、玲の何?」
どこからか声が聞こえる。
「 帷さん!とばり…… 」
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