ズルりと鈴口からカリを含まれ、 僕はブルッと身体を震わす。 「あっ……ぁぁぁあ」 楓はちゅるると舌を絡め、 ペニスをグッと根元まで呑まれると、 久しぶりの感覚に、 僕は悲鳴にも似た声を上げた。 「ひゃぁぁあ…………はぁん……ぁぁあ」 思わず伸ばした手は、 あまりの快楽に 楓の髪を掻き乱すだけ。 「あん……はっあん……んァァっ……ァあ」 楓は丹念に下から上に舐めあげ、 同時に裏筋をジュルジュルと 刺激してくる。 「きもひ？」 咥えながら喋られると、 それまでもが刺激になり、 僕は堪らず限界を告げる。 「だ、めっ……ぁぁあああぁ…… イくっ……ぁぁっ……ァン……ァあ」 敏感すぎる僕の反応に、 楓はニヤリとし、 それを合図にキツク吸われると、 僕は身体を仰け反らせた。 「ひゃぁぁァッ……ァあっ……あッっ」 久しぶりの行為に、 溜まりに溜まった 白濁を呆気なく吐き出してしまうと、 楓は迷わずゴクリの喉を鳴らし 飲み干した。 楓は口を拭いながら、 顔を上げ、優しく微笑むと 恥ずかしげもなく言った。 「アランのミルク濃くて甘い」 そんな台詞────僕は 耳にした事なんかないから 全身真っ赤に火照らせ顔を隠した。 けれど、楓はそんな僕の手を退け 「まだこれからだよ、 今夜は俺が沢山愛してあげる」 耳許で熱い吐息と共に囁き、 同時に脚を思い切り開かれると、 楓の舌が僕の大事な後孔 にヌルりと這わせた。