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第133話

キスをした 髪を撫でて頬を寄せ、優しく抱きしめる 「泣くなよ。ライト」 「……泣いてない」 「目が赤い」 そっと目の下を撫でる 大丈夫だよ 無理するな。俺なら分かってやれる ライトの目にジワッと涙がたまる 我慢してたんだろう…… ポロ…… 涙が零れた ギュッと腕を掴まれ、胸に顔を寄せられる お前も辛いよな ライトの髪を撫でた 髪、フワフワだな 柔らかい…… そんな事を考えてたら、肩に腕を回され、 引き寄せられた 唇を舐め、舌をなぞり絡ませる ライトからのディープキス キスの合間に甘いため息が聞こえる 「自分で仕掛けといて、何感じてんだよ」 「ふ……吹雪……ちゅっ……んっ」 ……ライトはキスに夢中 「そんな、ウットリしてたら、犯されるぞ」 「…………ん……いいよ…………」 「いいよ、って…… お前、具合悪いだろ?」 「もう、とっくに治った」 そう言って俺のに触られる 俺の顔をチラチラ見ながら触ってくる 恥ずかしそうに、 少し照れたライトと目が合う   さっきまで泣いてたくせに本当にエロいな 「…………吹雪もしたいだろ?」 誘うみたいな目線 少し涙目のライトにドキッとした

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