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第153話

ライトの後ろをゆっくり開いてく 何度も繰り返した行為で、 俺の指をなんなく、奥まで受け入れた 「あ……ふ、ふぶ……き……」 ふと考えてしまう ライトといつまで一緒にいられるんだろう セフレなんて爛れた関係 いつまで、続けられる? 「お前、声がやらし過ぎんだよ!」 「アァッ!そこ……っ……ダメ!」 もし………… ライトに嵐以外の好きな奴が出来たら……? 「ダメじゃねーだろ? 腰、揺れてるぞ! 恥ずかしい奴だな。ライト」 …………面白くない 「……ん、んぁっ!や……吹雪っ!」 なんて表情…… こんなに可愛い顔を他の男に見せるとか…… 「ホラ。気持ちいいんだろ?」 嫌だ。嫌だな…… こんなライトを知ってるのは俺だけがいい 「やっ、やぁ……!ん、はぁっ……」 ライトをギュッと抱きしめてキスした 涙目で蕩けそうな顔したライトと目が合う ウルウルした目で見られて、 胸がギュッとなる キスに夢中になってるライトを見てたら、 段々、ムラムラしてきて、 ライトの後ろに俺のを押し付けた ライトは恥ずかしそうに少し照れてる …………こんなライト きっと、誰も知らない 少しずつ、ルイトの事を考える時間が 減ってきた ライトだって、同じじゃないのか? 嵐を完全に諦めた時、俺は要らなくなる……? こんな不健全な関係、続けられないだろ 例えば、好きな人が出来たから、 セフレを解消してほしい、 もし、ライトにそう言われたら? 想像しただけで、モヤモヤする いつか、誰かにこんな可愛い顔を、 見せるのか 絶対に嫌だ そんな日なんか、来なければいい…… ライトの隣りにいると満たされる ライトがくれる言葉や仕草に、 どれだけ救われたか、分からない いつでも俺を受け入れてくれて、 嬉しそうに幸せそうにしてるライト 誰にも見せたくない ずっと、このままでいたい 俺だけのものになればいいのに…………

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