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第171話

「もっと…………なんて、言うなよ」 なんで ライトは俺の決意を台無しにするんだ 今日は拓海みたいに優しく………… 「だって、気持ちいい……吹雪…………」 そんな可愛い顔しないで 俺、お前のそういう顔に弱いんだ 「…………煽るな」 今日は優しくしたいから…… 「ねぇ。吹雪……もっとして」 「くそ!」 我慢が出来なくて一気に奥まで挿れた 「あ、アッ、あぁぁッ!!」 堪らえきれず、白濁をこぼしたライトを 揺さぶる 「そんなに奥が好きなのか!」 ライトの中、温かくて………… …………何も考えられない 「やっ!やぁっ…………ん、んあ! まっ、待ってぇ」 激しく挿送するとライトが、 涙を零しながら、もがく 「お前がもっとって、言ったんだろうが!」 「アッ……はぁはぁっ………ふ、吹雪っ!!」 違うんだ。本当はもっと 「良さそうな顔しやがって! ここがいいのか!?答えろ!ライト!」   優しく出来なくて、もどかしい 「や、やだぁ……アァッ…………」 「ヤダじゃねーだろ!! 喜んでるくせに何言ってやがる!」 激しく出し入れするとライトがギュッと 抱きついてきた …………可愛い……ライト なんで、こんなに可愛いんだ…… 泣いてる顔にキュンとする 深いキスをしたら、ジワリと温かいものが、 かかった また達したのか 達したばかりのライトは色気が溢れてた 乱れた髪にうっすら汗が伝う 興奮が収まらなくて、 震える体を何度も揺さぶった 泣きながら俺に縋るライトに満たされる 欲望に身を任せてライトを攻め立てると、 段々、意識がボンヤリしてきたみたいだった 途中、何度も落ちかけてもう出来ないって、 言われたけど、やめなかった 何度目か分からない欲を吐き出したあと、 ライトを見つめる 吹雪…… ライトの唇が動く ドサッと俺の方に倒れてきて、 慌てて受け止めた まずい…… やり過ぎた 赤い顔してグッタリしてるライトを 抱きしめる 頬を撫でても身動き一つしない …………後悔先に立たず

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