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第177話

誘ったら ライトは赤い顔して、付いて来た 資料室は誰もいなくて、独特な匂いがする 鍵をかけてカーテンを閉める 「…………来いよ。ライト」 「うん……」 本棚の後ろで、抱き合った 優しく抱きしめてキスしたら、 ライトが幸せそうに目を閉じた ライト、温かい………… 「なぁ。なんで、勃ってんの」 「……俺も、したかった、から…………」 なんで…… 俺、ライトの事になると余裕ないんだろう 自分でも子供っぽいって思う 俺達以外の誰かが絡んでくると、 なんであんなに焦るのか、腹が立つのか………… 特に拓海 アイツがライトに話しかけてるだけで、 イライラもやもや まるで嫉妬してるみたいに………… ……嫉妬? なんで、俺が………… 「吹雪…………」 ライトがベルトを外してきた 目が合って、躊躇いがちに俺のに触れる そっと、口に含まれた ライトはどうして、口でしてくれるの? 普通は好きでもない男になんて出来ないはず いくら、セフレだからって………… …………そうか。嵐…… 嵐にしてあげたかった事を俺にしてるのか 「ん、んっ……ちゅぅ…………ピチャピチャ」 …………一生懸命すぎる いつも、健気なライトを可愛いと思ってた だけど、嵐の代わりかも…… そう思ったら、一気に面白くない いや。怒るの、おかしいだろ 最初から、言ってたじゃないか ー先生が好きー ライトの思いつめた顔を思い出す 今度は胃がムカムカしてきた 俺は嵐じゃないのに ライト……今、何考えてる……? 俺のを口でしながら、嵐を思ってる……? なんだ。それ 腹が立つ ルイトにこんな苛ついた事、あったっけ…… いや……なかったな ライトといると感情の起伏が激しくなる …………ライトは別に何も悪くないのに

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