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第187話

「ライト!酒弱いなら程々にしとけよ」 トイレから戻るとすぐ先輩に声をかけられた 「俺〜?全然酔ってないよ〜」 ライトがヘラヘラ笑う 「その口調!いつもと違いすぎ!」 そのまま、ライトは皆のオモチャになってた カバン、置きっぱなしだし…… とりあえず、一人で自分の席に戻る 拓海の隣には蓮人がいた アイツ……頑張ったのか…… 気を利かせてやるか…… スマホも置いてきちゃったから、 それだけ取って…… 「蓮人、だいぶ酔ってる? 顔、赤いけど……」 拓海が心配して言う 「は……?別に。うるせーな」 蓮人が冷めた口調で答える その時、隣の奴が席を立ち上がった時、 ぶつかり、蓮人が零してしまう 「わ!大丈夫かよ!」 拓海が慌ててフキンで蓮人のズボンを拭いた 「触るなよ。自分で出来る」 蓮人は拓海からフキンを取り上げ、 冷たく言い放った 「そ、そっか。ごめん」 軽く落ち込む拓海 …………おいおい。 さっき、拓海が好き好き言って、 騒いでた奴と同一人物か!? なんだ?あの態度は あれじゃ、拓海を嫌ってるみたいだ 「俺もトイレ」 蓮人は行ってしまった 今のうちにカバンを回収しないと カバンを取ろうとしたら、 拓海が声をかけてきた 「…………付き合ってるなら、 言ってくれればいいのに……」 「え?」 「さっき、トイレの前で見た。 お前、少しは気を付けろよ」 キス、見られてたのか…… 「………………付き合ってない」 「は?」 そう。俺達は付き合ってない ただのセフレだ 拓海は納得のいかない顔で俺を見た 遠くに見えたライトは楽しそうに笑ってる 少し怒ってるみたいな拓海と向き合い、 仕方なく、腰を下ろした
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