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第193話

やっと帰宅 良かった…… 嵐、いない またルイトと泊まりかな リビングに行くとライトに 持ってたお茶とケーキを取られる テーブルに置くとライトが抱きついてきた 「なぁ、しようよ」 「…………お前、こんなに酔ってて無理だろ」 「無理じゃない。する!」 ドサッ…… すごい勢いでソファに押し倒され、 俺の上に乗ってきた ライトはシャツを脱ぎ捨てて俺を見つめる 「吹雪……俺、したい……」 「おい。ライ…………んっ……」 不意にキスで口を塞がれる やらしい手つきで同時に俺のを撫でてきた この…… エロいんだよ!お前は 「吹雪、勃ってる……」 嬉しそうにキスして抱きしめられる ライトとのキスは甘くてしばらく、 されるがままになってた 「大好き……」 ………………え ライトの言葉に止まる 言いながら、またキスされた あ、あぁ……キスか…… さっき、吹雪とのキス、大好き、 そう言われたのを思い出す ビックリした…… …………ビックリした やばい…… 何だ。これ……心臓がバクバク言ってる 好き 言われて胸がギュッとなる 違うよ ライトはキスが大好きって言っただけ………… どうしよう 俺も……って言いそうになった そっとライトの髪に触れる …………こんな形で自覚したくなかった どうして こんなに激しく感情を揺さぶられるのか 本当はどこかで気が付いていた ルイトの時には感じなかった強い独占欲 子供っぽいヤキモチ この気持ちはなんなのか 出来るだけ考えないようにしてた 考えても無意味だから 嵐とルイトの為にセフレを始めたライト 健気で一生懸命なライトに最初は救われてた 歪な関係の中で、感じてた幸せ 可愛いライト 振り回されるのも嫌いじゃない ライトは優しくて、隣にいると心地良い だけど、時々感じてた ………………なんで嵐なの? 俺にすればいいのに…… …………ライトの特別になりたい 側にいたい いつも考えてるのはお前の事だけ 気が付いて、どうするんだ…… ライトが好きなのは嵐なのに 俺にして…… ライト…… キスに夢中になってるライトを抱きしめる …………ライトが好きなんだ

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