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第195話
ライトが俺のをジッと見てる
「…………」
おい。見過ぎなんだけど
ライトはチラッと俺を見て真っ赤になった
なんで、そこで照れる……
つられて赤くなってしまう
「あのさ……吹雪……」
ライトが上目遣いで見つめてきた
ここ数時間で悟った
酔ってるライトがこんな顔をしてる時は、
大抵ろくなことを言わない
いや。外だから困っただけで、
今は二人きりなんだから……
「吹雪の気持ちいいとこ、教えて」
「…………」
…………なんで、お前はいちいちエロいんだ
エロい事、言ってるくせにライトは
自分の言葉に照れて、赤くなり俯いた
耳まで真っ赤……
恥ずかしそうな仕草に撃ちぬかれそうになる
ライトの潤んだ目
欲望に負けそう
「俺、吹雪に喜んで欲しい……」
やめろよ
勘違いしそうになる
喜んで欲しいって……どういう意味……
それじゃ、まるで……
そもそも自分から口でするなんて……
勘違いするなって方が無理だろ
なんでしてくれるの?
教えてよ……ライト……
俺のにライトの口が触れた
ライトの口、温かい……
すげーやらしい顔してる
どうせ考えるだけ無駄だ
……酔っぱらいに意味なんか聞いてどうする
ライトの事が好きだって気が付いたからかも
自分に都合の良い解釈しか出来ない
口でさせた事もしてもらった事も、
何回もある
だけど……自分の気持ちに気付いた今……
熱くなったそれに触られるだけで、
口に入ってるとこを見るだけで、
…………変な気分になりそう
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