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第201話
「寝室に行こう」
そう誘うとライトは赤くなった
「ここでもいいよ」
魅力的な誘いだけど、今夜は
「だめ……足腰立たなくなる位やりたい。
だからベッドでな」
「エッチ…………」
ライトは困ってるみたいな、
恥ずかしそうな顔をした
照れてる顔、本当に可愛いんだよな
ついニヤけてしまいそうになり、
口元を手で隠した
「男なら普通だろ」
好きな子の前なら尚更
濡れた体を拭いてやると、
ライトがため息を漏らした
「や……拭き方、やらしい……」
「…………お前がエロいだけ」
我慢出来なくて、ライトを抱きかかえ、
寝室に移動した
優しくベッドに寝かせて、キスをした
「吹雪……」
ライトの目、涙目でキラキラしてる……
「吹雪……俺、我慢できない……」
「可愛いな……ライト……」
ライトの少し冷えた体を抱きしめる
抱きしめたら背中に手が回ってきて、
胸がギュッとなる
ヤルのもいいけど、コイツの心が欲しい
好きって……いつか伝えたい
セフレじゃなくて、一人の男として
俺の事、見て……
気の利いた事が言えなくて、
代わりに優しいキスをした
うわ……
ライト、目がすげーウルウルしてる
可愛すぎなんだよ。お前は
やわらかい髪をそっと撫でて、
赤い頬にキスをした
目が合うだけで、心臓が騒がしくなる
「挿れて。吹雪……」
だから、どうして雰囲気を壊すんだ
抗えるわけがない
…………お前が好きだから
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