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第205話

「ホラッ!逃げんなよ! 乱暴にされたかったんだろ!」 「あ、アッ!……や、ぁあ……んっ!!」 ベッドのスプリングがギシギシいって、 ライトが悶え、大声を上げた 「声、落とせよ。男に突っ込まれて、 よがり狂ってる変態だって、 近所に知られたいのか!」 言いながら、細い腰を押さえつけ、 欲望のままに、打ちつける 「あっ!やだっ!ヤッ……あ、ぁアッ!!」 「ヤダじゃねーだろ!」 奥まで一気に突くと中がギュッと 絡みついてきた 「や!!あぁアッーー!!」 「すげー声……」 可愛い……ライト………… 「『もっと』って言えよ」 「あ、あぁっ!!う、んんッ……はぁっ」 ライトの弱いとこ狙って、確実に追い詰める 「ライト!言え!!」 「……んっ!はぁ、も、もっと…………」 従順なライトに煽られて行為は激しさを 増していった 「…………いい子だな。ライト。 壊れるまで抱いてやるよ」 「あっ!ふ、吹雪!あ、アッ!! やぁアッっーー!!」 イッてるライトに、お構いなしに ガンガン腰を振る 「ま、待って!待って!!や、嫌っ……!!」 快感に身を任せ、メチャクチャに抱いた 「………っ、お前の中、すげー熱い」 「あ、ぅ……!! そんなにしたら……や、やぁッ!」 涙を流しながら快感に耐えるライトに、 ゾクゾクする 「こんなにされて、感じてるの? マジで淫乱だな」 「ハッ!……ん、やっ……だ、ダメッ!!」 背中に回された手に力が入る 『ダメ』なんて言いながら感じてるライトが 可愛くて抱きしめた 「何がダメなの?」 「んぁっ!!また、イッちゃう…………」 必死に縋るように掴まれた手に指を絡ませる 激しく出し入れしながら、 ライトの前髪をかきあげ、おでこにキスした 「可愛いね。ライト」 ライトの頬が真っ赤に染まる そういう顔、好き お前の望むこと、何でもしてあげるから、 俺を見て………… 「……吹雪……ずっと、一緒にいて…………」 そこからはよく覚えてない …………ライトが可愛くて、堪らなくて 何度も何度も抱いた …………優しく激しく 落ちそうになるライトを無理矢理、揺さぶり、 強引に奥まで犯した 意識が朦朧とするライトの耳元で囁く 「好きだよ……ライト…………」 ライトは何か言いかけて落ちてしまい、 返事は聞けなかった

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