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第210話

「…………あっ……んっ!……吹雪………」 「気持ちいいのかよ」 …………そうだ 焦ることはない 嵐とルイトは別れないんだから 「……はぁっ……ぅ、うん……気持ちいい……」 「……ライト」 ゆっくり俺の事を見てくれたらいい 「アッ!吹雪…………んんっ……っ……」 「ライト……」 体が熱い…… …………ライト お前が好き 「………あ………アアァァッ……」 中に出すと満たされる ウットリしてるみたいなライトを抱きしめた 「もう一回いい?」 今度はもっと大切に キスをして耳元で囁く 「うん…………」 出し入れすると、中から俺の出したものが 溢れてきた 「やっ!奥までしないで……」 悶えるライトの頬にキスをした 「…………可愛い。ライト……」 なんて可愛い表情してるんだ 「………………好き」 「え………?」 聞こえてきた言葉に驚く 好き…………? 「………………ライト?」 何…… どういう事? 今、好きって言った? 「先生。好き……………」 ライトは、そっと目を閉じた …………今でも忘れてない 初めてライトと寝た時、 俺はライトの事をルイトと呼んだ あれ以来、ウッカリ名前を呼ばないよう、 気を付けてた 悪かったと……思ったから 「先生……」 ライトはそう囁いて、俺の胸に頭を寄せ、 指を絡ませてきた ザァ……と体が冷えきる 俺も同じ事をした つい言ってしまった気持ちは分かる だから、怒る事なんて出来ない 悲しむ事さえも……

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