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第6話

「脱げよ」 じ……自分で脱ぐのか………… 「それとも、俺に脱がせて欲しいの?」 吹雪が意地悪そうに笑う な、なんか、吹雪の雰囲気が いつもと違う………… 「なぁ。嵐にどんな事されたかったんだ。 言ってみろ!」 何、この表情………… 獲物を狙うような目に後ずさる 結構、長い付き合いだけど、 こんな乱暴な口調も聞いた事ない……… いつもは無愛想で、 あまり話さないタイプだと思ってた 吹雪の目がギラギラしてる やる時だけ、Sに豹変するとか………… どうしよう………… 心臓がうるさく鳴ってる 「キスはしてもいいの?」 「別に…………いいけど…………」 嘘………… キスしたい……… ずっと、好きだった吹雪とのキス 吹雪の顔が近づき、目をギュッと閉じた ぬるっ…………と舌が入ってくる いきなりディープかよ! …………でも 吹雪の舌、熱い………… 蕩けそうな甘いキスに体が震える 「何、キスだけで勃ってんだよ。 やらしいね…………ライト」 吹雪の言葉にカアッと赤くなる 「知らなかった。 お前……結構、可愛いんだな」 吹雪は少し笑い、俺をベッドに押し倒した

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