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第22話

「腹は?」 「あぁ………減った……かな」 あまり、お腹すいてないけど、 何か食べたい気がする…… 「食材もらうぞ」 「……………吹雪、料理できないだろ」 「お湯位わかせる」 「それ、食材じゃなくてラーメンじゃん」 「は、ははっ。うん。ラーメン よく分かったな」 本当に珍しい 声上げて笑うなんて………… ルイトの事があるから、 少し、無理してるのかな 「待ってろ。今、作ってくる」 「…………カップメンは、作るって言わない」 カップメンは旨かったけど、 なんとなく、もたれるような……食欲ない 吹雪が心配そうに覗き込む 「全然、食わねーな。 もしかして、気持ち悪い?」 「いや、食欲ないだけ」 「2、3口しか、食べてないだろ。 困ったな………… 俺、お粥のつくり方なんて知らないぞ」 「別に一食抜くくらい、平気だよ」 「待て。スマホで調べてみる」 「ご飯茶碗に、軽くいっぱい。 軽くって、何?」 「ぶっ……少なめだよ」 「少なくって、何グラム?」 「茶碗に少なめ」 「もっと分かりやすく!」 「うーん。100g位かなぁ」 「……水は浸る位?? 鍋によって、質量が全然違うのに…… なんて適当なんだ! どれもこれも、アバウト過ぎる」 「適当でいいんだよ」 「曖昧じゃ、失敗する」 「あははっ………」 「何笑ってんだよ。ライト。 俺だって、お粥位、作れる! …………塩少々って、なんだよ…… ちゃんとg書かないと分かんねーだろ」 吹雪はブツブツ言いながら、 キッチンに行ってしまった 普段、料理しない奴は細いな 料理じゃなくて、実験みたいになってるし…… でも、吹雪の手作り…………

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