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第29話
もつれ合うように、ベッドへ行った
乱暴に押し倒されて、ドキッとしてしまう
吹雪の男の顔
射抜くように見つめれると、
ゾクゾクと腰が震えた
「なんで何もしてないのに、
勃ってんだ?お前のここは!」
ギュッと握られて上下に擦られる
「だ、だって……あっ」
「昨日、二回もしてまだ、足りないのかよ!
エロ過ぎだろ」
エロい訳じゃない
お前が好きなだけ………
「ちっ…………違っ!やっ、やあっ!」
「違わねーだろ?
期待して、こんなに大きくして、
恥ずかしい奴だな……」
カアァッ
自分の顔が赤くなるのが、分かる
「俺、お前のそういう顔、好きだよ」
吹雪の『好き』という単語に、体が熱くなる
「…………もっと。吹雪」
甘えた声で誘うと、吹雪は妖艶に笑った
「なんだ?今日は、やけに素直だな。
Mに目覚めたのか?」
「……ば……ばか!……違うよ。
はな、話しながらっ……うご、かすな……っ」
ただ、お前が好きとか言うから…………
「何、可愛い顔してんの?
…………虐められたいの?」
「ちっ……あ、アッ…………んっ!」
急に指を入れられて、体が震える
「お前のここ、ヒクヒクしてる…………
待ってろ。今、グチャグチャにしてやる」
「やっ!あ、あぅ…………っ」
激しい指の動きとは、裏腹に、
優しく、食べられるみたいなキス
吹雪…………
吹雪の昂ぶってるものを掴み、
キスを交わす
吹雪のすげー熱い
夢中になって抜くと、指を引きぬかれた
ギラギラした目で、吹雪に迫られる
見られてるだけで体が熱い
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