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第45話
吹雪のものを口いっぱいに受けながら、
髪を撫でられると、体がゾクリと震えた
誰かが言ってたな
頭は性感帯だなんて
その時は、馬鹿にしてたけど、
あながち嘘じゃないかも……
吹雪に頭を撫でられると気持ちいい
好きだからかもしれないけど、
なんだか……たまらない気持ちになる…………
「もっと、舌使えよ。ライト」
俺……やっぱり、おかしいのかも
命令されてるのに………
………………嬉しい
上を見上げると、
吹雪は少し余裕のない顔で俺を見てた
好き………
好きなんだ。吹雪
俺の口と手で気持ち良くなって……
俺がなんでもしてあげるから……
口の奥まで入れると時折、
吹雪はため息を漏らした
口に苦い味がする
「…………口離せ。ライト」
吹雪の言葉なんて無視して、
激しく手を動かし、吸ったり舐めたりした
「離せ……」
吹雪の声、やらしい
………………俺がそうさせてるの?
考えただけで、
体中、ゾクゾクが収まらない
「……ライト……!」
切羽詰まった吹雪の声
感じてる顔
堪んない…………!
「………………っ」
口に熱いのが流れ込んできた
ゴクッ
躊躇らうことなく、俺はそれを飲み込む
「ライト。お前……」
お前の側にいる為ならなんでもする……
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