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第7話
腰から彼の下着を少しずらすと、そそり立ったアレが現れる。両手で優しく包み込み、私はそこにそっと口づけをししてから一気に咥えた。
「ーーっ」
彼から声にならない声が漏れるのと同時に、私の喉奥でビクッっと反応する。
同性である私にこうして反応してくれている様子を感じたり、見ることが出来ると心のどこかでほっとするんだ。
彼に愛されている自覚が無いわけではない。
ただ、プライベート以外でもパートナーとしている時間が長いからこそ、社長の出来る姿を目の当たりにすると、「こんなにも完璧な人の傍にいていいのは、本当に私なんだろうか……」と不安になってしまうんだ。
そんなことを考えながら彼の一物を舐め続けていると、突然私の口の端に彼の指が触れた。
目線を上げ視線が合うと、彼は優しく微笑み私に声をかける。
「俺の恋人は、いつまで経っても心配性なんだから……。ほら、おいで。今日は特別に……君のイイ所をーー沢山突いてあげる」
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