病みつきになりそうな熱気で蒸れる式の雄膣に何度も突き立てられる隹のペニス。 「あ……っあ……っあ……っあ……っ」 肉壁の狭間を隹が行き来する度に式は声を連ねた。 本能で膨れ上がった性器が先走りを放ち、雄膣全体に染み込んでいく。 式のペニスは延々と濡れ続け、愛撫されると卑猥なくらい音を立てた。 「あーーー……っ」 式にぴたりと覆いかぶさっていた隹はおもむろに上体を起こした。 自分の真下で濡れ乱れる式のあられもない姿に、より、硬く張り詰めた。 さらに腰を掴んで引き寄せる。 奥歯をギリ、と食い縛り、肉奥目掛けて小刻みに何度も何度もペニスを叩きつけた。 「あ、あ、あ、あ、あ」 痛々しげに仰け反った式に向けて吐精した。 「あ」 奥の奥まで捻じ込んで、獣じみた息遣いを洩らし、自身の欠片を捧げた。 「あ……あ……隹のが……来て……」 挿入された瞬間から絶頂を繰り返している雄膣が隹で満たされていく。 しっかりと脈動を刻みつけ、隹は、式から我が身をゆっくりと引き抜いた。 濃密な糸が二人の間を繋ぎ、儚く途切れていく。 収縮する肉孔に満ち満ちた精液が、一筋、肌身を伝い落ちていく。 「あ……隹の、零れてく……」 「……またすぐ追加してやる」 「あ、隹……？」 一度達しても飽き足りずに雄々しく屹立させたまま隹は頭を屈めた。 先端から根元まで蜜液で潤う式のペニスを……一息に喉奥まで頬張った。 バネ仕掛けの人形じみた動きで式の体は反り返った。 湿り渡った粘膜にぞんざいに捕らわれて、奪うように激しく荒々しく吸われ、思わず隹の髪を両手で掻き乱した。 「だ、め……っ……っ……あ、あ、あ……ッッ！！」 隹の口内でより狂おしい絶頂に突き落とされた。