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玄関から移動するどころか。
無言の隹川は式部の片足を持ち上げ、どっくんどっくん痛いくらい脈打っていた肉食ペニスを怖気づく後孔に速やかに押し戻した。
仮膣奥まで一息にぐっさり貫かれて式部は目を見開かせた。
胎底を独裁的に占領され、荒々しい脈動に仮膣を支配されて、一瞬、呼吸を忘れた。
「ッ……はーーーッ……はーーーーッ……!」
「そうそう……息するの忘れんなよ、式部……」
「す、い、か、わ……っ……こんな、したら……こわれちゃ……ッ……ッ……!!」
涙をぼろぼろ溢れさせて非難する式部を見つめながら、隹川は、荒々しく再開した。
片腕で華奢な太腿を持ち上げて固定し、片手で尻たぶを掴み、対面立位で思う存分ペニスを打ちつけた。
「ゃぁ……っっっ」
我慢できずに捩れた悲鳴を連ね、慌てて下唇を噛み、式部は上擦る吐息を苦しげに呑み込んだ。
壁に背中をくっつけた片足立ちを強制される。
ツライ姿勢でひたすらガツガツ攻め立てられる。
体力が有り余る隹川に下半身をガッチリ拘束されて。
熱い硬い太い肉塊で未熟な胎を掻き回されて。
ひっそり息づく性感帯を執拗に擦り上げられた。
「んっ、ぅっ、ぅ、ン……っんんぅぅ……っっ」
口元に手の甲を押し当て、激しいピストンと息苦しさに切なげに眉根を寄せ、式部は貧弱な喉骨をピクピク波打たせた。
「式部……」
きつく閉ざしていた瞼を恐る恐る持ち上げてみれば。
ずっと食い入るように自分を見つめていた鋭い眼と目が合った。
「っ……っ……そんな、見ちゃ、やだ……見ないで、隹川……」
無慈悲な視線に雁字搦めになってイヤイヤする式部に、隹川は、低く笑う。
「駄犬 に育てた覚えはねぇな」
「っ、それ嫌だっ……やめて……」
「駄々こねんじゃねぇ、お仕置きするぞ」
不意に移動した隹川の利き手に柔な肌身は甘い戦慄を余儀なくされた。
シャツ越しに思いっきり乳首をつねられた。
服の内側でいつの間にぷっくり育っていた突起をねちっこく蹂躙された。
「ひっ……ぃん……やめっ……あ、あ、あ、ん……っ」
「お前の貧乳乳首、やべぇくらい敏感化してるな」
「やっっ……引っ張っちゃだめっっ……」
「じゃあ、これはどーだよ……?」
背中を丸めた隹川に制服越しに乳首をべろんと舐め上げられて式部は首を左右にブルブル振りまくった。
「も、やだ、ぁ……隹川の方こそ犬みたいだっ……」
「ワン」
「ひゃっっ……ぁっぁっんっぁっ、もぉ立てな……っ立てなぃ、隹川ぁ……っ」
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