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床に落っこちた羽毛布団。 不規則に軋むベッド。 「あ……ぁ……あ、ん……」 仮膣奥が成人顔負け剥けペニスで擦り上げられる度に泣き声にも似た嬌声を奏でる唇。 ヒクヒクと震え、時に濡れて、より色味を帯びる。 「はぁ……ぁ……っ……隹川ぁ……」 ベッドに仰向けになった隹川は我が身に跨らせた式部を思う存分視姦していた。 ボタンが全て外されて肌蹴たパジャマ。 悪戯に見え隠れする胸の突起。 部屋の冷気、交わった場所から全身へ満ちゆく熱、その絶妙なアンバランスさに式部はジンジン疼いてしまう。 「お前ずっと見てたな」 ぎこちなく腰を動かしていた下半身すっぽんぽんの式部は瞬きした。 裸身となった隹川の腹に両手を突かせて、切なげに眉根を寄せて、小首を傾げてみせた。 「俺が食うところ」 小尻に添えられた両手。 ぐっと力が込められたかと思えば、真下から数回、深く突き上げられた。 「ゃ……っっぁ……」 「お前も食われたかったとか」 「あ……っあん……ン……奥……食べられて、る……」 隹川はベッドに預けていた上半身を起こした。 式部のお尻を小刻みに揺さぶりながら、硬く張り詰めていた乳首を、ちゅっっと食んだ。 「お前が一番甘い」 微熱に潤う口内に閉じ込められて敏感突起をたっぷりいぢめられる。 意地悪な舌に飽きるまで。 「や……っっっ」 キツキツに狭まる仮膣奥で肉食ペニスをしごかせ、ぷっくり膨れ上がった乳首を激しく舐め嬲る隹川に式部はエビ反りになった。 隹川に好き勝手に攻められて素直に昂ぶっていく童貞ペニス。 熟れきった果実みたいに先っちょがとろとろになっていく。 「っ……やぁ、隹川ぁ……」 「貧乳乳首、ヤラシク尖らせやがって、ほら……自分でもわかるだろ、俺に舐められて、どんどんえろくなってく……ほらな」 「ぅーーー……っっ……ひっぱっちゃ、や……っ……っ」 「俺がナカで射精すればイク体だもんな」 「っ……ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ……!!」 「一緒にイかせてやるよ、式部……おねだりできたご褒美にな……」 『すいかわぁ……もっと……ほしぃ……』 三連休初日、あのときはとろとろへろへろになって転がり出た言葉だった。 今夜は違う。 ちゃんと明確に式部から「えっちなこと」を欲しがった。 「んっっっっ……!!」 胎底で荒々しく弾けた隹川に式部はしがみついた。 射精痙攣するペニスに仮膣を刺激されて、自分のナカで絶頂してくれたことに感極まって、隹川の言う通りに……自分もつられて達した。 「っ……はーーーーー……っん、む……」 ふやけた下唇を戯れに啄んで隹川は蕩けかけの式部を覗き込んだ。 「弟が帰るまで死ぬほどご褒美やるよ、式部」 「っ……ぇ……?」 「日曜の昼、いーや、夕方まで。気絶しても強制続行してやるから安心しろ」 「と、泊まるのは今日だけって……家族に……ぁっ……待っ、またそんなすぐ動かしちゃ……っ」 「明日は一日中イイコイイコしてやる」 土曜日はまるっと「えっちなこと」に専念する宣言されて、とても喜べない、自分自身の失言を涙ぽろぽろ悔やむ式部なのだった。

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